茶色のカバーで、背表紙は白抜きで「陶芸のための科学」とかかれています。
これも古い本ですが、昔から陶芸のバイブル的本。大学での教科書でした。
初めはかなりとっつきにくく、言葉もわからないことだらけでしたが、今は手ばなせない本になりました。
この本の特徴は土、釉、窯、装飾、等の陶芸の全体が詳しく書かれています。
白いケースに抹茶色の帯。増冊されたものはケースに入ってません。
これも教科書でした。今また読んでます。
釉薬の事をこまかに書いてあるのですが、日本で主流となっている高火度の釉についてです。
リニューアルして索引がプラスされました。
土器から現代陶芸まで、その技法の歴史、表現の論理などを学ぶことができる一冊です。二巻あります。
学生のときこの本があったらなぁと思いました。
論文とか書きやすそう
現在絶版になっている本で、定価も¥22000とかなり高い本なのですが、おすすめです。
セラミックハンドブックよりも陶芸をする人間のことを考えてくれているので、かなりわかりやすく、しかも深く調べることが出来ます。ただこの辞典を出版した技報堂出版に問い合わせても、もう手に入れることはできず、古本屋さんで見つけるしか方法はありません。大きな図書館には置いてあることが多いので一度読んでほしいです。
B5サイズで分厚く、背表紙に濃い紫で「やきもの事典」と書いてて、その下に湯のみのちっさい写真入り
ちょっとしたことまで書いているので便利かと思い購入しました。
でもあんまり詳しくは記載されていません。説明文が短い。
どちらかというと窯元や焼き物の種類についての説明が多く、写真が事典の間に急に入ってくるので少し読みづらいですが、事典としては値段が安く、他の陶芸本を読んでいてわからない言葉をちょっとひくのには助かります。
陶芸を学び、釉薬を作ったりしていくと自然に元素についても同様にまなんでいくことになります。
そして化学のおもしろさにはまってしまうのです。
元素は単体でも美しい!そしてその性質が興味深いです。
陶磁器を制作するということは、焼成することによって化学反応をコントロールして作品を作ることなんだなと実感できます。手間はかかるけどおもしろいですね。
●陶芸を学ぶ 角川書店●
B4サイズで背表紙は黒に「陶芸を学ぶ1」という感じ。
表紙は作業中の写真。
見てるだけで美しいのですが、京都造形大学の通信教育の教科書としてつかわれているそうです。
しかし学校の教科書だけあって、文章もわかりやすく、基本に忠実に書かれてます。
器からオブジェ、基本の成形方法、陶芸の歴史、焼成方法、釉薬の成り立ちまで書かれているし、写真がとても多いので、初めの一歩としてもすでに陶芸を学んでいる人にも役に立つ一冊になると思います。
特徴としては現役の陶芸作家の人が文章を書いてるということでしょう。
一冊¥5000くらい。高いですがお勧め。
● 現代日本の陶芸家と作品東部.中部.西部編 小学館●
だいたいどの書店でも三冊ならんで置いてます。表紙は白のベースに、日本地図と小さな作品が目印。
いろんな作家さんの作品がのってて、とってもきれい。
しかも顔写真入り!作品だけ見た事のあるような作家さんに親しみがもてます。
こまかい手法や陶芸の歴史についても触れているので、読んでも勉強になります。
●セラミックス辞典●
めちゃめちゃ高いです。化学のコーナーに置いてます。
専門書なのでおいてない書店がほとんどかも。しかも内容も難しい~。
陶芸に関することからは少し遠いけれど、どんどん細かいことが知りたくなった時には役立ちます。
●炎芸術●
面白い本なのですが、発売日がいつかよくわからない雑誌です。今はもう絶版になったようです。
器からオブジェまで幅広い内容で、しかも陶芸作家の方々が評論していて面白いです。
ただ高いのが難点。写真も多いからしょうがないんだろうけど……。
古本屋さんで買うと少し安い
以前この雑誌を読んでたおかげで、ギャラリーでばったり出会った山田光先生とお話ができました。
●ceramics monthly ●
アメリカの陶芸雑誌。日本人も特集されてたりします。
人種入り乱れてて面白い☆大きい書店の洋書コーナーにあります。